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ジョン ケージの「ゆっくり」

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ジョン ケージという作曲家をご存知でしょうか

彼を代表する曲に「4分33秒」というものがあります。
この楽譜には

1 TACT ( 第 1楽章休み )
II TACT ( 第 2楽章休み)
III TACT (第3楽章 休 み)

と書かれているのみで,楽器はいっさい演奏されません。
無音です004.gif

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この曲、「サイレンス」は「沈黙」を聴くというよりも
演奏会場内外のさまざまな雑音
「会場のざわめき」「木々の揺れる音」
「鳥の声」などを聴くものなんですって!

CDもあるそうですよ

4分33秒=273秒
(−273℃)=無   と捉える意見もあるとか、、



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このジョン ケージ(1912〜1992)の

誕生100年を祝って

ドイツ東部のハルバーシュタットの

ブキャルディー廃教会にて演奏を続けられる

演奏予定時間639年の音楽

開始5年めにしてようやく第2のコードへと進行しました

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このパフォーマンスで演奏されているのは

Organ2/ASLSP( As Slow as possible= 出来る限りゆっくり )

という曲なんですって。

「世界一長い曲」というわけですね!

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この曲はもともと20分のピアノ曲ですが

1987年にオルガンの為に編曲されて

演奏時間を20分から639年まで引き延ばしたのです005.gif

639年という時間は、

同教会にはじめてオルガンが設置された1361年から数えて、

プロジェクトが開始された2001年までの時間というわけです

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また今回のプロジェクトで使用されるオルガンは

新しく特別に作られたもので

新たな音の必要に応じて

パイプを継ぎ足して行く形で使われます

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この演奏は2639年に終局を迎えますが

このパフォーマンスの思想的背景として

「変化の早い現代社会における平静と緩慢な時の流れの再発見」

といったコンセプトを語っています


このところドイツで話題です、、




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by HarukoB1 | 2012-09-05 01:30
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