イスラムの女性たちの
チャードルと言われる衣装
古代メソポタミアでは
身分の立派な女性たちはベールを着用し
使用人と娼婦はベールを禁止されていて
ベールは地位階級を表していました
回教徒の女性たちは
高い地位を示す為にべールを着ける......
私はまた
こんな社会だからと
あきらめて生きてる......と思っていました
でも梨木香歩さんのエッセイで知った
「隠れる喜び」!
目から鱗でした
イスラム女性の手記では
ベールは没個性どころか
外界からくっきりと個を区別する
アイデンティティの強烈な主張だというのです
「私の容貌は私だけのもの、見せてなんかやらないよ」
と言う気持ちになるんだそうです
「ええ、ここに隠れているのです」という
開き直った安定感
クリアーな境地
内側からの視点は
世界観が思いもよらないものです
<参考資料、写真/Der Spiegel , Wikipedia>