<   2010年 03月 ( 16 )   > この月の画像一覧

猫のちから

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死によって封印された猫が

持っている力は

行動力と言葉を持った飼い主たちと

溶け合って
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飼い主たちが

想い出を語るときの

詩的な言葉として再生され

絵や音楽にも重なってくる
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長生きした猫を看取った時

動物としての

命の最後の輝きと踏んばりを

見せられて
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悲しみよりも

静かな感動が

あたりを支配しました
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by harukob1 | 2010-03-10 23:32

擬化

変わったチューリップを見つけました。

葉っぱなのに花になりかけてる、、、
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花になりたくて,花のそばに寄って、色と形を半分変えてしまってる。

擬態,擬化,という言葉がよぎる。

ブレヒト (ドイツの劇作家、詩人、演出家) は

擬化する (Mimmik と言う ) という言葉を使っている。
       
それは、
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苦しんでいる、又は喜んでいる人の気持ちに同感するように

自分をしむける事だそうで

まずは芝居からはじまり

これが本物の共感のきっかけになる、と。
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日本では、学ぶ、は真似ぶ、でもあったそうで、、、、

オリジナリティというものは

ある程度の時間をかけて、真似て、

そこから生まれてくるものなんだそうです。
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.........私の母は65才の時、はじめてミュンヘンに来ました。

夜、みんなでディスコに行った帰り道

12歳になった孫のステファンと、路で、

呼吸をぴったり合わせて、ステップも踏んで踊ったのです

........これぞ擬化だ、ミミックだ、と今、思いました。
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by harukob1 | 2010-03-07 23:05

気まぐれ

朝目が覚めると、粉雪が舞っていました。
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3月なのに。

「3月生まれ」という映画が、昔あったような気がする

ジャクリーヌ ササールという女優の名前が、ふと浮かぶ

春になったり、冬になったり、気まぐれな3月

気まぐれな若い女の子
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無花果の葉っぱにも雪が乗って

一昨日植えた紅いさくら草も雪にまみれて、
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3月のお天気は気まぐれで、

何が起こるかわからない
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(Jacqueline Sassard)


今日はマイナス2度くらいです。
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by harukob1 | 2010-03-06 16:54

星影のステラ

みんないろいろな事情があって

今を生きている
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今私の所にいるクータくん(空太)が

5才の時の写真です。

子猫の時からずっと一緒に暮らした

お姉さん猫のステラと一緒の頃です。

このあと、ステラが病気で亡くなって

ひとりぼっちになりました。

その上、もとの飼い主の事情で、

私の所に来る事になったのです。
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これも運命ですね。

そのころ私はオスカーを看取って、猫のいない空間で

ピントが外れたような毎日を送っていました。

このクータくんも

ステラのいない空っぽの生活を体験してました。
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空っぽの感じがしたので

空太くんです

でもだんだんここが自分の住処だと思うようになってきたのか

いろいろな猫が住んでいた濃厚な気配のあるこの家で、
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(これは妹の作品です)

一日中家に居る3人の人間たちと団らん.........?

前の住処みたいに大きなテラスがないけれど

ここのテラスにはいろいろな鳥がよく来るし

テラスの床と手すりの間から下に住む人たちも観察できるし
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一緒に住んでるおばあさんが、

ときどき病院に入院して留守にする

その時はおばあさんの部屋で過ごしてみる

すっかりくつろいでみる

ここへ来てから、もう10ヶ月経ちました
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でもクータくんは

自宅から持参して高い位置に取り付けた白いマットに絶対乗りません

この間ふと感じたのですが

そこはステラの席なんじゃないか?

しかもステラがそこに来てるんじゃないか、、、?

星影のステラ
キースジャレットトリオでどうぞ、、
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by harukob1 | 2010-03-06 02:10

霧のむこうの母

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今朝は霧が深く、向こうが見えない。

こういう時、きまって、十年に一度合うか会わないかの、日本の母を強く想います。

母と私は昔から文通と電話で繋がっていて

今も週1回は便りをし合っています。
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この冬、私が母に出した手紙の一部です。


高齢者にとって、真夏と真冬は最悪の季節です。
   夏-------脱水------脳梗塞
   冬------風邪.------肺炎
中でもいちばん危ないのが真冬の肺炎!

11月頃から3月末頃まで冬眠しても、バチはあたりません。
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もうすぐ94才の母は

この "バチは当りません" に反応して、

このミニチューリップみたいに電話で大笑い !!

そして

"私はどうも、まだ死にそうにないと感じるからから、
           無理して帰国しようと思わないようにね!"

と付け加えました。
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by harukob1 | 2010-03-03 20:27

魂の欧米化

世界に通用する日本人とは
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きちんとしたアイデンティティを持った人の事であって、

言葉ができる、

外国の歴史やメンタリティがよく解っている、

パソコンが自由に操れる、

などではない。
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西洋人に日本人がいわれた痛い言葉は
たくさんあるが
なかでも

   日本人は 
   草むらにきれいに咲いている 
   名もない小花には注目するが、
   その下(土の中)に根を張っている
   深い根について
   ほとんど考えていない。

   ここがいちばん残念だ。


これらはすべて

戦後一心不乱に日本人は

日本立て直しのために

頑張って近代化をはかって来たために

大切なものをなおざりにしてきたことから来る。

   *以上は五木寛之氏の言葉です*

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西洋人が、

日本人はひとりひとりの家に

教会を持っているのですね

すばらしい !

と感嘆したと聞きます。

仏壇の事です。

日本人は

魂まで欧米化しては

無理ができて不幸になるんですって、、
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by harukob1 | 2010-03-03 16:37