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いじわるばあさん

長谷川町子の
『いじわるばあさん』は

日本の漫画の中で一番好きな物です。

アメリカでも翻訳出版されて人気を博し

2001年の立命館中学校 の

入試問題にもなったそうです。
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それまでの「サザエさん」のヒューマニズムに

飽きてきた頃の登場です(1966〜1971)

長谷川町子

当時45才

一番油脂の乗っていた時期の作者が

理想とした老境かもしれません、、
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小さなコマの中で

命を吹き込まれたいじわるばあさんは

生き生きと、ところせましと躍動しています。

いたずらや意地悪

毒舌、といったネガティヴな題材を

くるっと健康な笑いに昇華させる才能、、
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いじわるばあさんは

女学校出のインテリ女性で

今や絶滅の危機に瀕した

気骨ある明治生まれの年寄りです

老人の孤独というテーマをも反映した

一匹狼のキャラクターでもあるのです。
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長谷川町子は

自身が創作した主人公の中でも

『いじわるばあさん』が

特に好きだったそうです。

                  <参考資料: 芸術新潮.....原田治>
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by harukob1 | 2010-11-23 18:02
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