従兄が言うには
日本の男は、今も、昔もよく泣く
映画やTVドラマで、劇的にするために誇張しているとはいえ
武士がよく泣くのにうんざり
無念と言っては泣き、
殿がおいたわしいと言っては泣き
仇を討てないことに泣き
仇を討って泣く、という風に
ドラマ化しているとはいえ
ハラハラと落涙する
感涙にむせぶ
目をおおって肩をふるわせる
どうやら
喜怒哀楽の際に涙腺がゆるむ、というDNAは
長く受け継がれているようだ
これは
和歌や俳句という
感情の表現を主とする文芸によって
感性を研ぎすましてきたことが影響しているのではないか.........
( ちなみに この写真は従兄ではありません)